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経営企画チームを機能させるために
経営チームの定義を
明確にする
経営企画部や経営改善チーム、クロスファンクショナルチームといった院内の業務改善を進めていく部署をつくりあげる際の留意点について考えてみます。
まず最も重要なのは、組織上、明確に位置づけ、どのような権限があるのか、チームや部署の定義を明らかにすることです。院長や事務長、看護部長といった主たる経営層が権限を認めているのか、もしくはチーム自体に経営層が参画するのか。既存の幹部会議や部長会議との違いは何なのか。調査や諮問だけをする機関なのか、指示命令までできるのか、業務遂行までするのか、といったことを明確にしないと、既存の組織とダブルスタンダードになりかねません。
業務改善の関係者を全員集めると既存の所属長会議との違いがなくなってしまったり、関わりが薄い人が会議に加わり、議論が薄っぺらになってしまいかねず、トレードオフが生じます。アクティビティーが高い少人数でチームを組むと、実行力が出る反面、あの人たちが勝手に進めているから、と思われる可能性も出てきます。こうした諸問題を解決するためにも、チームの役割を明確にし、周知徹底することがはじめの一歩でしょう。

令和4度診療報酬改定の
基本方針(概要)を受けて
〜タスクシェア・タスクシフトを進める前に〜
基本方針の概要
令和3年12月10日、中医協総会において「令和4年度診療報酬改定の基本方針(概要)が示された。基本的視点と具体的方向性の中で「安心・安全で質の高い医療のための医師等の働き方改革等の推進」が、新型コロナウイルス対応に次ぐ第2項に挙げられている(図1)。これまでも数多くの働き方改革や業務の効率化は様々な場面において議論されてきており、タスクシェア・タスクシフト・チーム医療の推進、労務管理や勤務環境の改善など多種多様な改革が医療現場の喫緊の課題として推し進められてきた。診療報酬上でもそれらを加速するための加算が随所に配置され、また年5日以上の有給取得の厳格化などと相まって、医療現場全体として環境の改善が推進されてきたことは言うまでもない。

コスト削減の実践
ウェルフェアー・J・ユナイテッド株式会社
代表取締役社長 本間 秀司
私の仕事は事業計画作成、法人改革、収支改善、管理職教育、ホームページ作成、人事制度、管理会計など多岐にわたります。その中で最も難しい仕事の一つに、赤字を黒字に転換するコンサルティングがあります。赤字を黒字にするには、まず絶対比率、俗に言う黄金比率を決め、収入を増やし、支出を減らす。支出を減らすために一番効果があるのは人を減らすことです。ここで、皆さんは「人を減らせばコストが下がるのは当たり前だ」と言われますが、ポイントは、「適正人員なのか否か」です。適正人員であれば「人財」であり、余剰人員により赤字垂れ流しになっていれば人を減らす。大事なのは、力量の評価と人員基準とマネジメントです。

「出会い」と「学び」から循環型共生社会の実現を
フェニックスグループ
法人本部
地域共生社会推進室長
吉田 理
■フェニックス・グループ
私どもフェニックス・グループは、岐阜県各務原市を拠点とし、現在29の事業所で約540名の職員が働いています。1988年に有床診療所を開設以来、いち早く訪問診療や在宅ケアに取り組み、地域ぐるみで「自立支援」と「リハビリテーション」に力を注いできました。近年は「スタッフよし、ご利用者よし、地域よしの�犹以�良し�瓠廚魴弍鎚�針として、誰もが気持ちよく働き続けられる職場環境はもとより、ご利用者や地域の方々が元気に暮らし続けられるまちづくりにグループをあげてチャレンジしています。これらの取り組みにより、平成23年には「第1回岐阜県子育て支援エクセレント企業(現「岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業)」に選定。平成25年には内閣府から「子供と家族・若者応援団表彰」で「内閣総理大臣表彰」、平成29年には岐阜県介護人材育成事業者認定制度で最高グレード(グレード1)に認定されました。
私は現在、グループの企画部門である地域共生社会推進室長として、法人内外で、子どもから高齢者まで、だれもがその持てる力を最大限発揮し、互いに支え合える仕組みづくりを担当しています。また岐阜県老人保健施設協会の事務局長として、少しでも会員施設のお役に立てるよう努めています。こうした中でHMS主催のセミナーではいつも最新の知見を学ばせていただいています。

変貌し続ける介護保険制度と
LIFEの本格的始動への備え
11月19日の臨時閣議で、新しい経済対策として看護、介護、保育、幼児教育など現場で働く方々の賃金の引き上げが決定し、介護職は2022年2月から、賃金を3%程度(月9000円)引き上げる措置を実施するとした。賃金引上げの対象職種や配分方法については、今後検討する。
他の職員の処遇改善に充てることができるような柔軟な運用を認めるとされたため、介護職員等特定処遇改善加算同様に、多職種職員の賃金アップも想定される。この助成金は半年程度で終了して、以降は、介護職員等特定処遇改善加算への統合も視野にあるようだ。ということは、秋口に再び処遇改善加算関連が変更される可能性がある。場合によっては、介護職員処遇改善加算と介護職員等特定処遇改善加算の一本化などもあるかも知れない。依然として、制度改正の動きが騒がしい。
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